夏になるとなんだかワクワクしますよね!そしていろんなところに出かけたくなるこの高揚感!皆さんも夏が来ると感じるのではないでしょうか。6月には祝日がなく、5月のゴールデンウィーク最後の祝日である『子どもの日』から遠ざかること約2か月半!やっと来る祝日が【海の日】です!
そんな待ちに待った!と言わんばかりの祝日【海の日】はなぜ祝日になったのか、由来はどのような事があるのかを解説していきたいと思います。
祝日のあり方を学んで、ありがたく祝日を過ごしていきましょう!!
【海の日】はなぜ祝日になったのか
海の日は7月の第三月曜日に定められている祝日です。梅雨開けされている事も多く、夏休みが近かったりと、子どもだけでなく大人も少しワクワク感がある祝日ではないでしょうか。
一見『海の日』と聞くと、梅雨も明け、海開きができる日なのでは?と勘違いされがちですが、しっかりとした祝日になる理由があるんです。
ではその理由を見ていきましょう!
今年【2023年】の海の日は?
2023年(令和5年)の国民の祝日【海の日】は、7月第三月曜日の7月17日(月)になります。
当初は毎年7月20日に定められていましたが、2001年の法改正により(ハッピーマンデー法と言われるものです)、7月の第3月曜日に変更されました。
冒頭でもお話していますが、祝日としては5月5日の『こどもの日』以来約2か月半分の祝日となります。
ちなみに次の祝日は8月11日の【山の日】が祝日となっています。
以前は日にちが決まっていたんだ!?月曜日の祝日だと連休で嬉しい!お仕事にもよるけどそういう人多いんじゃないかな♪
久しぶりの祝日だから、やっときた!って感じがまた嬉しいですよね。
海に感謝する日
内閣府の国民の祝日についてによると『海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄をねがう』とされています。日本は島国です。その為海に囲まれているので、他国と比べても海に対してはとてもゆかりのある国ですよね。そんな日本は昔から、海から食べ物など、多くの恵みを得ており海は生活には欠かせない存在として生きてきました。そのような事から、海に対して感謝する気持ちを持ち過ごしていきましょうという思いが込められた祝日なのです。
海の日の由来
海に感謝する日という理由はわかりましたが、昔は『海の日』という名前ではなかったんです。ではどのような由来があるのかを、見ていきましょう!
海の日の始まりは?
遡る事1941年。7月20日に『海の記念日』として定められたのが、海の日の始まりとなっています。
当時はまだ祝日ではなく記念日だったんです。
この7月20日という日には意味があり、1876年7月20日明治天皇が東北の巡礼を無事に終えられた後に「明治丸」という巡視船に乗り、青森から横浜に帰着されたと言われています。それにより、船の安全性が証明され、そこから漁業や船旅、海運が盛んになったことで、この史実が記念となり、7月20日が海の記念日として制令されたのが由来となっています。その後、祝日化の声が高まり、1995年に国民の祝日『海の日』と制定され、今に至ります。
この時の『明治丸』は重要文化材として、東京海洋大学に展示されています。
海の日の過ごし方3選!
『海の日』への理解が深まったら、海の日にちなんだ楽しみ方で祝日をすごしてみてはいかがでしょうか。小さいこどもがいるご家庭では、海の日のお話をしながらお出かけするのも良いかと思います。
では、『海の日』にちなんだ祝日の過ごし方を少しご紹介します。
水族館へ行く
子どもがいるご家庭からカップルまで幅広く楽しむ事ができる水族館。いろんな海の生き物を見ながら海への感謝する気持ちを持つのも良いかもしれないですね。天候にも左右されないので、雨の日でも楽しめるのもおすすめです。
海の事は宇宙より解明できていないといわれており、未知であり神秘に満ち溢れています。そんな海に興味を持つ素敵な機会なのではないでしょうか。
海へ行く
もうシンプルにこれしかないです!(笑)海の日は海へいって楽しみましょう!
昔の海水浴は健康や療養のためにおこなわれており、レジャーとして楽しめるようになったのもわりと近年の話なんです。暑い夏の間しか楽しむ事ができないレジャーを存分に味わってください。
海の食べ物を使って料理しよう!
海の日の考えとなった原点をしっかり理解できたら、海への恵みの感謝の気持ちを持ち、魚や海藻類など海でとれる食べ物を食べ、感謝の意を持つのも大事ではないでしょうか。
海の日は海へ感謝する日です。そんな気持ちを持ちながらお料理を楽しむ一日にしてみるのも素敵ですね☆
まとめ
今回は海の日についての由来や、どうして祝日になったかを解説してきました。 国民の祝日はお仕事にもよりますが休日になる方も多く、嬉しい一日ですよね!しかし今までは、『海の日という祝日』という意識だけで、なぜ祝日なのかまで気にしなかったのではないでしょうか。由来など、どうして祝日があるのかを知るだけでも祝日の過ごし方が変わるかもしれません。
特にお子様がいるご家庭だと、『海の日』について簡単に教えてあげ、意識した祝日を過ごしてみてのも良いでしょう。
身近な休日への理解を深めて、これからも素敵な祝日『海の日』をお過ごしください。
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