もうすぐ選挙が始まりますが、年々投票率が落ちている選挙…
しかも今回はなんと3連休ど真ん中…
若い世代にとっては貴重な3連休でもありますので、どこかに出かけたりしたのに、わざわざ投票会場まで行って投票しに行くなんて、さらに投票率が落ちそうですよね。
そこで皆さんも感じていると思います”なぜネットで投票できるようにならないのか?”という疑問。
ネットだったら、連休だろうがスマホ一つあれば投票できるわけです。
ではなぜそこまでネット投票をしようとせず、アナログなやり方にこだわるのでしょうか。
選挙をネット投票にしないのはなぜか

2024年に行われた国政選挙の投票率はなんと53.85%。
国民の約半数しか投票しなかったのです。
平成のはじめで、約70%以上あった投票率も年々下がっていき、平成初期には80%超えの投票率だった40代~50代も今で50~60%程度に落ちています。
※総務省ホームページより
そこまで投票率が下がっているのになぜアナログなまま、投票方法を変えようとしないのでしょうか。
今こそネットの時代で、スマホ1台である程度のことは解決する時代になぜネットで投票をしないのでしょうか。
理由を探ってみました。
票の偏り
1つの原因として、票の偏りが原因に挙げられます。
立候補は誰でもやろうとおもえばできますが、選挙活動はかなりのお金がかかるといわれいます。
しかし、お金に余裕もあり、政権のことも考えずただただ話題作りにユーチューバーや有名な方が選挙に参加してしまったらどうなるでしょう
ネット社会で話題の人ですので、ネット投票ができるとなると、たちまち票を集めてしまうでしょう。
もちろん政界は話題作りにする仕事ではありません。
そのようにある程度覚悟があって世間を変える意志が強い人が当選できるような形をとりたいのです。
秘密投票
秘密投票とは誰が投票したのかを明かさないという日本の法律で、『憲法第15条』に定められています。
それが投票場では守られているのです。
そのためネットで投票となると、他人の操作によって簡単に変えられちゃうわけです。
例えば、『人のスマホを借り投票する』『大勢の人を集めて強制的に同じところに投票を促す』ようなことができてしまう危険があるのです
与党が困る
ネット投票にすると回線がパンクだのサイバー攻撃を受けるだのいろいろと「そんなの関係なくない?」と思うことが言われていますが、一番の原因はこれではないかと思っています。
今の与党は自民党と公明党です。
今の投票率で守られている自分たちの地位が、ネット投票で票数を増やすことで、脅かされる危険性が高いからです。
『今の日本を変えたければ選挙に行け!』といわれているように、簡単に投票ができるようになれば、票がガラリと変わります。
自民党や公明党が、これを大きく恐れているのではないかと思います。
まとめ
もうじき参議院選挙の投票があります。
今だ実現されないネット投票。
ここまで投票率が下がっているにも関わらずアナログな方法で何も変えようとしないのには、それなりに理由があるのです。
- 簡単に投票できることで、政治への関心がない人への投票が偏ってしまう可能性
- 秘密投票で守られてきた投票方法が変わってしまう恐れ
- 投票率が上がることで与党が大きく変わるのを恐れている
これらの理由がかなり大きのではと考えます。
特に今年は、世間が3連休で、そのど真ん中が投票日。
一般国民の投票率を下げに来てるようにしか感じない選挙方法に違和感しか感じません。
これからの日本を変える為に、早くネット投票の実現を望むばかりです。
コメント