2025年現在、今のパチンコ、パチスロは”勝てない””面白くない”と言われています。
昔を知っている人からすると、「昔は勝てたのに」「昔は楽しかった」とぼやく方がとても多いのが現実です。
またパチンコ・パチスロ店も半数以上が閉店していき、異常事態ともいえるパチンコ・パチスロ業界…
では、なぜそんなに”勝てない””面白くない”と言われているのでしょうか。
今の『パチンコ』『パチスロ』はなぜ勝てないのか

昔と違って、今のパチンコ・パチスロ機は年々進化し、プレイヤーをより楽しませる如く、ド派手な演出や爆発力も兼ね備えている台が多いです。
そんな日々進化を遂げるパチンコ・パチスロですが、なぜ「勝てない」といわれることが多いのでしょうか。
トータルの確率的には確率的にはもちろん、負けるようになっています。
そうでないと商売成り立ちませんよね。
でもそれは昔から同じこと…
しかし、昔に比べ「勝てない」といわれてしまっている理由は何なのでしょうか。
出玉の規制
一番の原因ともいえる、出玉規制。
簡単に言うと機種そのものに規制がかかってしまい出なくなったということです。
パチスロ全盛期では4号機と呼ばれる時代がありこの頃は、『北斗の拳』や『獣王』『吉宗』『ミリオンゴッド』など数多くの名機が登場し、パチスロファンを虜にしました。
この頃は開店から閉店まで出っ放しなんてことも珍しくありませんでしたし、負けていても取り返せる希望がありました。
しかしこの全盛期を境に規制がかかってしまい、どんどん出ない台へと衰退していくのでした。
特にスロットでは有利区間という規制が始まり、一度の出玉MAXが決まってしまう台が大半で、ある程度負けがかさむと、取り返せないというパチスロの醍醐味が消えたのです。
パチンコも同様、確率を甘くする分出玉への規制、または今の台でよくある初当たりの出玉力の乏しさ(初当たり後のラッシュ当選が必須)が当たり前となり、なかなか勝てない印象がついてしまっているのです。
また出玉打ち止めのコンプリート機能も備わり、上限が決まってしまうことも大きな原因でしょう。
全盛期に比べ業界に規制がかかってしまったことで、”出玉が少ないので負けると取り返せない、しかし投資額はそんなに変わらない”という悪印象となってしまったのです。
プレイ機種の高騰
今のパチンコ、パチスロ台はプレイヤーを楽しませるべく、ド派手な演出や役物で大当たりや熱い演出で祝福してくれます。
当たった時の気持ちよさは格別ですが、そのようにド派手にすることによって機種の製作費がものすごくかかってしまうのです。
店側は定期的に新台を入れ替えて、お客の満足度を上げていきます。
しかし、その新台へのコストがかかりすぎてしまう為、その分回収しないと店が成り立たないわけです。
そのために釘や設定が辛くなり、プレイヤーから搾り取らざるを得ないという悪循環に陥っているのです。
プレイヤー離れ
パチンコ、パチスロは初めてするときは、誰かに誘われて始めてみるものです。
もちろん一人で始めた方もいるかもしれませんが、お金がかかる遊びなので、よほどの勇気がない限り、はじめは友達なり親なりに誘われていく人が多いでしょう。
しかし、今のパチンコ、パチスロに全く良いイメージがないので”やらない方がいい”という人が大半です。
昔からパチンコ、パチスロを知っている人ならなおさら感じているはずなので、どんどんパチンコ、パチスロプレイヤーの人口は減る一方なのです。
人が少ないと店側は数少ないお客さんから様々な経費を回収せざる終えなくなるので、低設定、くぎの締め方がきつくなり、これまた悪循環となってしまうのです。
今の『パチンコ』『パチスロ』はなぜ面白くないのか

アクション多めでド派手な演出。一見面白さがどんどん進化とともに増しているようには感じますが、プレイヤーからは”面白くなくなった”という声が多数。
特に昔からのプレイヤーからは厳しい声が続々と上がっています。
それに伴う客離れなど、業界も悪循環に陥っているのです。
では面白くないと言われる理由はどういった部分から、きているのでしょうか。
出玉調整
出玉規制が入り、出なくなってしまったことが面白くないと言われる一番の原因でしょう。
演出はド派手なのに終わってみれば「え?これだけ?」なんて大当たりはザラにあります。
かといってずっと当たっていても長々時間をかけて出るので、だんだん飽きてくるという部分もあるのです。
全盛期のように時速何枚(何発)のような、爆発力がない分、パチンコ、パチスロの醍醐味が失われているのも面白くないといわれる原因なのでしょう。
スマート化
今、パチンコ・パチスロではスマート化が進んでおり、パチンコでは『スマパチ』、スロットでは『スマスロ』と呼ばれる、パチンコ玉やメダルが出ない、デジタル化が進んだ新台が続々と出てきています。
衛生面では手が汚れず遊べますし、店員さんの労力も減らせるなど良い面ばかりに思えますが、プレイヤーからは、『出玉感がない』『箱に積むのが至福の瞬間だったのに』など、マイナスの意見の方が多いのです。
パチンコなら”何箱積んだか”、パチスロなら”カチ盛”など、どれだけ積むか・盛れるかで優越感に浸ったものです。
あの喜びがないのは寂しいですよね…
演出の簡素化
今の機種は、熱い演出のみを楽しむ”簡素化”が主流になっています。
よく見かけませんか?携帯で動画見ながらパチンコ、パチスロを打っている人…
悲しい現実ですよね…
楽しみに来ているはずのパチンコ屋で台に座りながら暇つぶしされてるんですよ?!
熱い演出の時は一目瞭然になっているんで、その演出が来るまでおもしろくないんです…
”当たらない演出は意味がない”といった簡素化が招いた現実です。
音楽でも近年の曲は前奏がない曲増えてますよね?それと同じように、意味のなさないことには興味を持たない、令和の時代の悲しい現実なんでしょう。
まとめ
現代のパチンコ、パチスロは”勝てない””面白くない”といわれる理由を紹介してきました。
全盛期を知っているプレイヤーからすると、今の台は本当に出玉も楽しさも減りました。
ただ唯一時代とともに良くなっているのは、スマート化や演出の派手さです。
しかしこのスマート化や演出の派手さも、”勝てない””面白くない”に繋がっているのです。
- 出玉規制
- 機種の高騰
- スマート化
- 演出の簡素化
これらがプレイヤー離れを招き、パチンコ、パチスロは”勝てない””面白くない”と、思わせる悪循環へと進み、店舗縮小へつながっているのです。
技術が進んでいることは間違いないので、これからの新しい取り組みに期待してまた業界を盛り上げてほしいですね。
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