2025年8月30日、阪神対巨人の試合で、3-2と阪神が勝利したにも関わらず、藤川監督がインタビューで苦言を呈しました。
その言葉が、まだまだ”お子ちゃま”、”ひよっこ”などと、厳しい言葉に氷付く監督インタビューとなり、話題を集めていました。
その対象となったのが、今少しずつ一軍で頭角を現しつつ次世代の逸材と名高い『高寺望夢』選手といわれています。
高寺選手はどんなことで、藤川監督に「まだまだ”お子ちゃま”」「”ひよっこ”」などと言われてしまったのでしょうか。
高寺選手のバント後の行為

高寺選手が問題になったシーンは6回、無死一塁、送りバントをした時に起こりました。
高寺選手がバントした打球はピッチャー前へのショーフライに。
いわばバント失敗…
そこまでは致し方ないのですが、その際の行動に藤川監督が怒っていたのです。
なんと、高寺選手はフライが上がったことで、一塁まで走るのを早々とあきらめてしまったのです。
結果はただただ、バント失敗のフライアウトだけですが、万が一ピッチャーがフライをわざと捕球せず二塁に送球すればダブルプレーが完成してしまう場面でもあったわけです。
プロらしからぬ行為でもありますし、これから一軍出頑張ろうと意識高い選手ならば、どんな場面でも全力プレーが望ましいものです。
問題の場面がこちら↓
確かに高寺これは酷い、全く走ってないしそら藤川監督ブチギレるしああいう扱い言われる🐤
— タケシ(TAKESHI)🐯 (@0422Takeshi) August 31, 2025
全力プレー心がけてもらいたい😒🐯✨
(しかしながら何故高寺にバントさせるのかなぁ…別にヒッティングでええと思うし🤔)#阪神タイガース #高寺望夢 https://t.co/PpIDYl1jCf
この、何気なく見える行動一つもシビアに見ている藤川監督。
厳しい言い方をしていますが、翌日も一軍のベンチでしっかり高寺選手を勉強させている藤川監督に選手への愛を感じますね。
その後の熊谷選手がお手本に

高寺選手の問題の行動があった後、実は7回裏の攻撃で、偶然にも同じような状況になったのです。
その時のバッターが、今年大活躍を見せている熊谷選手。
高寺選手の時と同じ無死一塁、送りバントを試みた熊谷選手の打球が ピッチャー前のショーフライに。
その時のピッチャー田中瑛斗投手は、あえてのワンバウンドで取りに行ったのです!!
しかし高寺選手と違い、一塁まで全力疾走していた熊谷選手はバント成功とともに一塁ギリギリアウト!
あわよくば一塁セーフも狙えた場面に、お手本となるようなシーンになりました。
その場面がこちら↓
田中瑛人 熊谷に対してバントからの完全にアウトのフライを1バウンドで取りにいこうとした⁉️その瞬間を見た阿部監督の表情見てほしい‼️田中瑛人どう思う⁉️阿部監督の表情を見た瞬間もう笑うしかなかった😂自ら招いたミスを無失点に抑えられたけど、タイムリー打たれてたらマズい立ち場になってたぞ❗️ pic.twitter.com/XblJr4bxFg
— 黒ひげ (@c4K6xwtYHi73215) August 31, 2025
何気ない、一つのプレイで状況が大きく変わるプロ野球一軍の試合…
こういった細かい指導ができる藤川監督率いる阪神タイガースだからこそ、今年の強さが光っているのでしょうね。
まとめ
高寺選手の問題となった行動を見ていただけたでしょうか。
藤川監督がまだまだ”お子ちゃま”、”ひよっこ”などと、厳しい言葉を発しているにも関わらず、二軍へ落とさず一軍で勉強させる姿は、藤川監督の高寺選手への期待の表れかもしれません。
偶然にも、高寺選手のバント失敗行動のあと、熊谷選手がお手本となるようなプレーを見せてくれていたり、一軍での経験豊富な木浪選手も優しくアドバイスされていたそうですよ!
そんなとても雰囲気も良く、今年は異例の強さを見せている阪神タイガースの一員としてどんどん飛躍していってほしいですね。
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